あらすじ: あのとき交わした、たわいもない約束。10年たった今、君はまだ覚えているだろうか。やりがいのある仕事と大切な人。今の僕はそれなりに幸せに生きているつもりだった。だけど、どうしても忘れられない人、あおいが、心の奥に眠っている。あの日、彼女は、僕の腕の中から永遠に失われてしまったはずなのに―。切ない愛の軌跡を男性の視点から描く、青の物語。 読書感想: 古い作品ですが良い作品なので、思い出しながら書いてみます。 すごくいい作品です。というか最高です!辻 仁成さん甘く見てました。すみません。 フィレンツェで絵の修復士をしている阿形順正には忘れられない女性(あおい)がいる。10年前に別れた女性と交わした何気ない約束。「10年後、フィレンツェのドウモで...」2人はまためぐり逢えるのか? 作品全体に静かな空気が流れ、読んでいて気持ちが良い。そして忘れられない女性がいるジュンセイにも後ろ向きなようで前に進もうというパワーというか意識がしっかりと感じられる。だからこそ読んでも重い気持ちにならずに読み進められる。「冷静と情熱のあいだ―Rosso」とあわせて読みたい1冊です。 |
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